キーワードは『あ~じゃない こ~じゃない』

今年最後のブログです。
当店から100キロ近く離れたY様の現場です。
既にリビングや主寝室のカーテンはご購入済みで、
主寝室と階段の滑り出し窓5窓のご相談を受けました。

距離の関係上、当店にご来店頂いてのお打ち合わせができなかったので、
メールでのやりとりとなりましたが、送受信合わせてその数何と91回!
当初ご相談を受ける際に、
『受けると決めたからには、責任を持ってやろう』と
思ってはいたものの、我ながらびっくりです(笑)
その間、必要な機能の確認や取付に関してのご希望、方法の好き嫌いなどをお聞きし、
様々な案が出ては消えていきました。
なかなかご希望に叶った方法がご提案できず、自分の力不足も感じました。
そして最初のメールから2ヵ月半後、完成したのがこちらです。

階段カーテン1階段カーテン2

 

 

 

 

 

 

 

 

川島セルコンの遮光ドレープに
スミノエのオパールレースを組み合わせた2重のカフェカーテン。
左の窓が梁底にあり、オペレーターハンドルのある窓のため、
正面付け・天付け共に出来ないという条件下で決まった方法です。
房掛けは窓枠内に内向けに付けた方が生地が膨らまずに済むのですが、
Y様とご相談の上、壁面に取り付けました。
実はこれ、納品日の全然日までは違う方法だったのです。
下の角に縫い付けた江戸打ち紐をめくって開ける仕様だったですが、
事前に開梱してチェックをしたところ、決定的な問題が発覚!
『後幕は無双にしないと、めくると裏が丸見えじゃん…』
何でこんな基本的なことを見落としたんだと自分に怒りつつ、即、Y様に電話。
すると今度はY様からアイデアを頂き、
必要な部品を用意してとりあえず伺うことにしました。
現場でY様案も試したのですが、私もY様も今ひとつシックリこない…
カフェカーテンをあれこれ二人でいじりながら、
『あ~じゃない、こ~じゃない』と色々な方法を試した末に行き着いた方法です。
タッセルはなかったのでドレープの上にレースを一体縫製したものを、
後日郵送させて頂きました。

納品が終わるまでの2ヵ月半、
私の頭の中からY様の現場が離れることはありませんでした。
店で打ち合わせが出来ないもどかしさを感じたこともありましたが、
Y様の現場を通して、
私は自分の仕事を見つめ直すことが出来たような気がします。
それは、
『数え切れないほどあるカーテンショップの中で、
自分の役割みたいなものがあるとしたら何だろう?』
ということです。
そしてもし、そんなものがあるのだとしたら
『ご予算のない方にも感動して頂けるような窓装飾を提供する』
ということだと思ったのです。
まだまだそんな実力はありませんが、
いつの日か自信を持って言えるよう頑張っていきたいと思います。
それを気付かせてくれたY様、
そして今年一年、私に大切なご自宅の窓装飾をお任せ頂いた全てのお客様に
心より御礼申し上げます。誠にありがとうございました。

 

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窓際のサイトー について

厚木市のオーダーカーテン専門店+PLAN(プラスプラン)オーナーの斉藤です。単なる生地の組み合わせではない、専門店ならではのプランニングをご提供します。ブログでは、そんな私とスタッフの日々の仕事ぶりを綴っています。
カテゴリー: 施工例 タグ: パーマリンク

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