シンプルで深い一重吊りのお話

色々ゴタゴタはあったようですが、そろそろプロ野球が開幕です。
小さい頃はヤクルトのファンクラブに入っていて、
八重樫の変なバッティングや水谷の見事なグラブさばき、
松岡の切れのあるストレートをフェンス越しに興奮して見ていたものです。
日本人初の4割打者は若松だと信じて疑いませんでした。
殆んどの方には意味不明な文章だと思いますが(笑)
今は球団と言うより選手のファンです。
特に広島の前田選手を応援しています。
北別府の勝利投手を無くしてしまったエラーの後の、あの涙のホームラン。
アキレス腱を切ったまま足を引きずってベースへ走るあの姿…。
今でも時折、youtubeで見てしまいます。
魁皇と並んで、私に勇気をくれるスポーツ選手の一人です。

さて、話は変って今日は一重吊りの現場のご紹介です。
基本的にはドレープとレースという組合せをお勧めしますが、
現場状況や窓構成によってはレースの一重吊りをご提案しています。
特に架け替えのお客様の場合、
『ドレープカーテンは使われてますか?』 とお聞きすると、
『全然使ってないんですよ』 というお答えが意外と多いからです。
念のため使用状況をお聞きするのは、
一重吊りにすることによって不便さが生じないかを確認する為です。

まずはご新築のK様の現場。
今まで住んでらした場所に家を建替えられたお客様です。
全くの同条件ではありませんが、
やはり『ドレープは閉じたことがなかった』 との事でした。
使用したのはスミノエのU3013。
まるで薄い墨で描かれたような大きな草や葉がモチーフの
『大人が使えるシックでナチュラルモダン』 な生地です。

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先採寸で拝見した現場の状況と以前の住宅でのドレープの使用状況、
そしてアイランドキッチンと窓との間の行き来を考えて、一重吊りをお勧めしました。
それぞれのカーテンは両端をキャップストップには止めず、
マグネットランナーを入れて外への出入りがし易いようにしています。

お次はちょっとクラシカルなケースメントの一重吊りです。

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架け替えのお客様で、ドレープは 『ほぼ使っていない』。
家の前は人通りの少ない道路でその先は鉄道という環境です。
『外の景色を楽しむっていう感じはないなあ』 との事でしたので、
ケースメント(ドレープとレースの中間の生地)の一重吊りとなりました。
最後は別のレースと選択を迷われたのですが、
『ほぼ』という言葉と、どっしりしたソファーに負けないボリューム感を考えて、
こちらの生地をお勧めしました。

最後はご新築のT様の現場。
やはり先採寸の際に、外から見られる場所が庭の先の一角だけだったことから
レースの一重吊りをお勧めしました。
ナチュラルモダンな雰囲気に合わせて、
川島織物セルコンのPL7043とウッディレジオスの組合せです。

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写真左に一間半の掃出し窓がありますが、
この反対側にも同じ窓があり、2重吊りではちょっと鬱陶さが出ることも
一重吊りをお勧めした理由です。
テレビの後の滑り出し窓はレースの色をもっと濃くした
無地ブラウンのプレーンシェードにしました。
3方共レースではお部屋にメリハリが付かないこと、
南西に位置しているため、太陽光でテレビが見にくくならないようにするためです。
お引越し後しばらくしてから撮影に伺ったのですが、
『全く不便さはなく、とても満足してます』とおっしゃって頂きました。

カーテンの楽しさは『組合せ』や『デザイン・装飾性』の楽しさだと思いますが、
状況によってはこうした一重吊りも楽しい方法です。
ドレープを使用しない分、ちょっと贅沢な生地も選べます。
ただ、普通にドレープとレースを販売すればまず不便さが生じないことを
分かっていながら、あえてお勧めする訳ですから、
慎重に考えた上でのご提案であっても、ちょっとした勇気も必要です。
だから 『サイトーさん、これ正解!』 なんて言われると、嬉しいものです。
野球に例えるなら、
9回裏ツーアウト満塁で4番に代打を送ってサヨナラ勝ち!
ってところでしょうか(笑)

 

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窓際のサイトー について

厚木市のオーダーカーテン専門店+PLAN(プラスプラン)オーナーの斉藤です。単なる生地の組み合わせではない、専門店ならではのプランニングをご提供します。ブログでは、そんな私とスタッフの日々の仕事ぶりを綴っています。
カテゴリー: 施工例 タグ: パーマリンク

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