それは決して妥協ではなく…

インテリアを考える上で「つきもの」と言われる悩みがあります。
価格と気に入り具合だったり、飽きる・飽きないだったり。
それはご予算やこだわりとは関係なく、多くの人が持つ悩みだと思います。
そんな悩みの内、意外と多いのが「ご夫婦で意見が分かれる」というもの。
そして、その橋渡しをして形にするのが私たちの役割でもあります。
せっかくのご新居が、どちらかお一人だけが気に入ったものになってしまうのは
とても残念なことです。
K様の場合は、シンプル志向のご主人と北欧デザインがお好きな奥様でした。
リビングの窓は一間半あり、
北欧デザインを取り入れるとご主人のイメージからは離れてしまいます。
かと言って、単なる無地では奥様のイメージではありません。
そこで当店スタッフがご提案したのがコチラ。

 

 

 

 

 

 

 

 

無地の切替カーテンですが、生地の素材感、色、その割合と組み合わせには
かなりこだわりました。
ベースは白ですが、ポリエステルの白はどうしても光ってしまい、
コットンの多い北欧生地のマット感が出ません。
このマット感を求めて多くのサンプルを取り寄せてチェックしました。
割合はカジュアル感が出るように少し太めのボーダーを挟み、
黄色みの強い透明感のあるブルーと組み合わせました。

お子様のお部屋は小窓だけをシェードにして、
ご予算を抑えつつかわいらしく。

 

 

 

 

 

 

 

 

小窓に使った生地はイギリス製なのですが、
家全体をブルーで統一しながら、
奥様のお好きな北欧のイメージを出しています。

インテリアを選ぶ場合、奥様がメインになることが多いのですが、
ご家族のご新居である以上、皆さんに気に入ったものであって欲しい、
それが当店の願いです。
それは決して妥協ではなく、ご家族皆さんの思いが詰まった結晶だと思っています。

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hear for you

当店がカーテンのご購入をお手伝いさせて頂く際に、
最も重要視しているのがヒアリングです。
色々なインテリアの写真を見て頂きながら、
「このイメージでもう少しシンプルに」
「北欧をベースにナチュラルに」
など、お客様が作られるお部屋をお聞きしていきます。
もちろん、まだお決まりになっていない方もいらっしゃいます。
そんな時は、お客様と色々とお話ししながら決めていきます。
その方がその後に家具や照明を買われる際も、
まとまったテイストで揃えられるからです。

S様の場合は
「カントリーだけど大人ぽくて、でもかわいい感じが残ってるのが良いかな」
という難題でした。
かなりニッチなテイストですので、時間を頂いてご提案しました。
出来上がったのがこちらです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一間半の掃き出し窓は、この2つの生地を使ってバランス&カーテンに。
シャビーシックな花柄のカーテンに、エレガント裾ラインを描くバランスで、
S様のイメージを形にしました。
でも、これだけではエレガントが勝ってしまいます。
そこで4連の小窓はカワイイを優先に。

 

 

 

 

 

 

 

バランスとシェードにはレースのトリムを縫い付けて、
カントリー感を出しています。


 

 

 

 

 

 

カーテンは購入機会の少ない商品ですし、
他のインテリアアイテムと違って現物がありません。
ですのでお客様がお好きなイメージを正確に言葉にするのは
とても難しいことだと思います。
だからこそ私たちはお客様のお話をしっかりとお聞きすることが重要なのです。
ぼんやりと、漠然とした言葉で構いません。
是非皆様の理想のお部屋を当店でお聞かせください。

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Like a BEAMS

私がまだ高校生の頃、
無いお金を絞ってよく原宿に言っていました。
当時はデザイナーズブランド花盛りの時代。
丸井にはメンズ館なんてのもあって、
全ての階がデザイナーズブランドで埋まっていました。
でも、当時の私には何故かそれは軽薄な印象に映りました。
単なる服に過ぎないような妙な感じ。
その違和感の正体が分かったのはBEAMSを訪れた時です。
服の向こうに生活シーンが浮かぶような感じがしたのです。
悲しいかな、棚に置かれた素敵な服は高校生には買えなかったので、
ヘインズのTシャツを買ってあのオレンジのバッグをもらって
満足していましたが(笑)。

私たちが扱うカーテンもとても似たことが言えます。
「高い」ことがこだわることではなく、
自分たちの生活にフィットすること、そのために大事にしたいことや不要なこと、
そんなことをカーテンで表現できると、とてもくつろげる空間になります。

M様は「自然の光で起きたい」というご希望でした。
既にご入居済みで、仮に掛けられていたカーテンも遮光ではなく、
並んだ小窓には何もつけていませんでしたが、それでもご不便はなかったそうです。
ネイビーのアクセントクロスにはフレッドペリーのロゴのような模様があり、
まさにBEAMSのような、大人のアメリカンカジュアルな印象です。
そこで、ご予算を抑えたいというご要望を叶えつつ、こんな風に仕上げました。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

目指したのはホッとドックプレスやPOPEYEに乗っていそうな寝室。
アメリカンではあるけどビンテージのようにハードではなく、
西海岸風ではあるけどカリフォルニアスタイルではない、
そんなちょっと懐かしい感じのする大人のカジュアルです。
カーテンはポロシャツのような素材の無地に、
少し古着っぽいカジュアル感のあるテープを縫い付け。
小窓は「風は入れたい」というご要望も踏まえ、
シェードにはせずカフェカーテンにしました。

カーテンが単なる「素敵なお部屋」ではなく、
住む方のライフスタイルと密着していること。
それはきっと、価格の高い物やブランド品を買うことよりも、
もっと大切なこだわりだと思います。
そして、そんなお手伝いを出来たらと私たちも願っています。

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絆を表すストライプ

前回に引き続きM様のご新居のご紹介です。
1階のリビングと開口部、階段までを色数を抑えてた分、
2階は各お部屋の個性を重視してプランニングしました。
まずは主寝室。

 

 

 

 

 

 

 

小窓にはユートラドゴッドという北欧生地をシェードに。
手前のバルコニー窓は無地をベースにした切替カーテンですが、
その間にはユートラドゴットと同じ配色のストライプを挟んでいます。


 

 

 

 

 

 

そしてこのストライプは小窓のカフェカーテンの裾にも。

 

 

 

 

 

 

 

寝室らしいシックさと、M様ご夫婦のイメージにも合った楽しさとカジュアルさ。
「単なる素材のマッチングではなく、そのお客様のイメージに合っているか」
プランニングをする上で当店が最も大事にしている部分でもあります。

次はお嬢様のお部屋。


 

 

 

 

 

 

価格を抑えつつ、女の子らしいかわいらしさを出してみました。
バルコニー窓はストライプのバランスに無地のカーテン。
腰高窓はロールスクリーンにしています。

最後は男の子のお部屋です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらはブルーのストライプを上下に入れた切替カーテンです。
お姉ちゃんととても仲良しな元気な男の子、
そんなかわいい盛りを満喫できるイメージでご提案しました。

さてここでお気付きになったでしょうか?
1階と違い様々な色を使ったM様の2階ですが、
全てストライプを入れることで統一感を出しています。
そして同じ柄を入れることは、とても仲の良いM様ご家族の象徴でもあります。
M様、お手伝いをさせて頂きありがとうございました。

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グリーン繋がり

今回から2回にわたり、
各空間を素敵な生地でまとめられたM様のお宅をご紹介します。
まずはリビング。

 

 

 

 

 

 

 

北欧生地の定番となったロックをお選びいただきました。
当店ではここ数年のビンテージブームによって再び人気を集めています。
女性にも男性にも好かれる幾何学柄はとても珍しく、
固くなり過ぎないビンテージ感を出すことができます。
小窓に合わせたのは木製ブラインド。
よくお客様からご相談を受ける小窓ですが、
決め方としてはお部屋の主役である大きな窓から決めるのが基本です。
(あくまでも基本ですが…)
それによって小窓の演出方法も変わってくるからです。
M様の現場でもロックのビンテージ感に合わせて選んでいます。

そこから2階へ、という前に…
リビング階段の開口部をご紹介。

 

 

 

 

 

 

 

一間半の大きな開口部にパネルカーテンで寒さ対策をしました。
天井部にはプラレールのようなレールシステムがあり、
6枚の生地が1枚分のたたみ代で収まります。
生地の間からひょいっと抜けられるのも便利です(本当はダメですが…笑)
色はロックと合わせてグリーンのストライプを2枚だけポイント使いにしました。

そしていよいよ2階へ、という前に…
階段をご紹介。

 

リビングからのグリーンの繋がりで、でもちょっと雰囲気を変えた
切替のシェードを取り付けました。
北欧テイストにも見えるグリーンの生地は、
実は意外にもアメリカ製のジャガード生地。
お値段は…ちょっと(かなり?)お高めですが、部分使いすることで値段を抑えています。

 

 

 

 

 

 

 

 

シェードを付けた窓の上下の壁には、
残布を使って小さなファブリックパネルを付けました。
ともすると「移動するだけ」となる階段ですが、
こうして窓を楽しむことで家全体のグレードが上がります。
さて、そしていよいよ2階へ…
というところで次回へ続きます(笑)

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”ぼんやり”の向こう側

N様が最初にご来店されたとき、カーテンの明確なイメージはお持ちではありませんでした。
ヨーロピアン調の家具で揃えられていること、ブルーの生地を使いたいこと、
大きな吹き抜けの窓があり、悩んでいること。
お聞きしたのはこの3点です。
一般的にはその3つを頼りにお店のサンプルから選ぶことになります。
でも、それでは良いプランは出来ません。
私たち販売側が現場を見て、お店では伝えられない何かを感じ取って初めて、
N様の家にあったプランを提供することが出来るのです。
早速、完成形を見て頂きましょう。

まずは吹き抜け。

 

 

 

 

 

 

 

上部には3つのパーツから成るフラットバランス。
エレガントなブルーのダマスク柄と無地を組み合わせ、
カーテンの内側にもブルーを入れました。
全てブルーではくどくなりますし、無地ではあっさりとし過ぎてしまいます。
そのバランスを取りながら、N様のお宅を象徴するようなデザインを考えてみました。

ダイニングもこのデザインで続きます。

 

 

 

 

 

 

 

そして階段。
リビングダイニングからの流れを感じつつ、
違いを出したい場所でもあります。


 

 

 

 

 

 

 

上部のフラットバランスのデザインは揃えつつ、
中央にブルーを入れた切替のシェードにしました。
シェードの裾はバランスの曲線と合うようにデザインカットしています。

もし仮に、N様の3つのヒントを頼りに、あのまま生地を選んでいたら、
こうしたご提案は出来ません。
カーテンは購入機会が少ない商品ですので、
お客様が理想のイメージを持つのは難しいことです。
でもそれは、理想のイメージが無いという意味ではありません。
うっすらと、ぼんやり見えているその光景は、
私たちが現場を見て、お客様と話していくことで初めて、
明確に見えてくるものだと思います。
そしてそこにこそ、私たちの存在価値もあるのだと思っています。

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クラシック3様

カーテンのプランニングをする場合、
私どもが最も気にするのはお部屋のテイストです。
ナチュラル、モダン、クラシック、北欧、ビンテージなどがそうですが、
最近は、そこからさらに細分化されています。
お客様の『色』が強く反映されるようになった、と言う方が正確でしょうか。
頭の中ではイメージ出来ても、言葉で説明するのは難しいことも多々ありますので、
お客様と打ち合わせを重ねながら、そこに辿り着いた時は、本当に嬉しい気持ちになります。

クラシックがご希望のI様は、まさにそんなお客様でした。
王道のクラシックではなく、『透明感があってちょっとモダンな感じ』がお好きでした。
難しいのは、見た印象は『軸足がきっちりとクラシックに残っている』ということ。
生地選びからデザインまで、打合せを重ねて出来上がったのがこちらです。

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日本のメーカーには珍しいブルーのクラシック柄です。
グリーンやブラウンではクラシック過ぎてしまい、I様のイメージから離れてしまいます。
アイアンレールを合わせるのも良いですが、
『軸足はちゃんとクラシック』であるように、バランスを付けました。
裾にはデザインカットを施してトリムを付けています。

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小窓はあえてレースのみ。
ドレープを付けると重すぎることと、コスト面も考慮しました。
スリガラスの窓の向こうは隣家の壁になっており、プライバシー上の問題もありません。
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オフホワイトとブルーのレースを組み合わせて、
シャンデリアと合わせたガラス風のトリムを付けています。

中学生のお嬢様は『大人カワイイ』感じがご希望でした。
今だけを考えれば『カワイイ』側に振るのもありですが、
これから数年は大人になるスピードが速くなる時期でもあります。
そこで今も10年後も気に入って頂けるデザインを考えました。img_5913

 

 

 

 

 

 

 

ローラアシュレイのような花柄カーテンのトップには無地を一体縫製し、
その裾には小さなフリルを付けました。

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全体的には大人っぽく見えつつ、
小さなフリルでかわいらしさを表現しています。

最後はおばあちゃんのお部屋。
写真では分かりませんが、腰から下はブラウンの無地のクロスです。
落ち着いた、でも女性らしいクラシックがテーマでした。
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モダン寄りな花柄の生地をクラシックなスタイルにし、
裾にクロスと合わせたブラウンのトリムを付けて、
過度にならない『重み』を持たせました。

クラシックという枠組みの中で、
それぞれが異なるイメージでお作りしたI様のご新居。
とても喜んでくださって、カーテン屋冥利に尽きる瞬間でした。

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プランニングの答えがある場所

最近は特徴のある間取りや特殊なサイズの窓が増えていますので、
以前に比べカーテンのプランニングは格段に難しくなりました。
だからこそ私たち専門店の役割があるのですが、
1つのプランを作るまでには、やはり長い苦悩の時間が必要です。
今日は、そんな難しい窓構成のK様の現場をご紹介します。
まずはダイニング。
続き間のリビングは和室となっているため、
カーテンが必要なのは3連窓の滑り出し窓だけ。
一般的にはロールスクリーンやシェードでまとめるケースですが、
ここに無地では味気ないですし、柄物が入ると唐突過ぎて浮いてしまいます。
続き間が和室であることも考慮しなければいけませんが、
K様のイメージは和テイストではなく、ナチュラルモダンです。
そこでこんな風にご提案しました。

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続き間の障子の格子のラインを活かして、
無地にバイアステープで異なる柄を作りました。
レースにはブラウンのチェック柄を使い、昼も夜も楽しめる仕様にしています。
大きな窓が無いため、組み合わせで楽しむことが出来ない窓構成ですが、
逆にそれを活かしたプランニングにしました。

次は子供部屋。
腰高窓と横長の引違窓の組み合わせです。
女の子らしいキュートなクロスに合わせたカーテンがご要望でしたが、
このイメージと相性が良いのが丈の長い窓。
そこでスタッフがご提案したのは丈の短さを活かして、
上部にポイントを持たせつつ、重たくさせない方法でした。

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かわいいドレスのように、刺しゅうレースを上部に一体縫製しました。
実はこのレース、ちょっとした裏技を使っています。

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                   (メーカーホームページより)

2段になっている刺繍の下の段をカットして上にもってきているのです。
このまま使うと刺繍が上過ぎて『腰高感』が出てしまうので、
バランスを取る目的も兼ねています。
カーテンが使えるのが腰高サイズの1窓だけという難しい条件でしたが、
生地の特徴を活かしながら窓に合ったご提案をさせて頂きました。

私たちがプランに悩む時、
何か良いアイデアはないかと、過去の施工写真を見てみたり、
カーテンの本を広げたり、海外の施工写真をネットで探してみたりすることがあります。
でも、結局途中でやめてしまいます。
デザインというのはお客様のイメージや、お部屋や窓の特徴とリンクしていなければいけません。
だから困った時は窓を見ます。間取り図を見ます。
お客様との打ち合わせを思い出し、何度もイメージをします。
そこにしか、答えはないのだと思っています。

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キーワードはレインボー

今回はログハウスの現場のご紹介です。
ログハウスと言っても、お客様によってイメージは様々です。
ヨーロッパの別荘、エスニック、アウトドア、ナチュラル…
意外と『振り幅』が広いので、お客様とお話しながらお部屋のイメージを決めていきます。
I様の場合、奥様は縦型ブラインドを使ったカジュアル目のお部屋、
そしてご主人のリビングのイメージは『レインボー』でした。
ご本人も漠然とした感覚とおっしゃっていたので、
ここから先は私たちがその意味を咀嚼して形にする番です。
そして出来上がったのがこちら。

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エスニック調のプリント生地を滑り出し窓にシェードにし、
縦型ブラインドはその色と合わせてカラフルに。
レインボーとはきっと、
かわいいお子さんと楽しく遊べる陽だまりの似合う部屋なのではと思いご提案し、
ご主人にもとても喜んで頂けました。

お次はお子様のお部屋。
北欧生地をバランス(上飾り)にし、ロールスクリーンと合わせました。

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ロールスクリーンだけでは昼間、部屋の中が見えてしまうので、
中にはカフェカーテンを入れています。

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上部だけをバランスと色を合わせたギンガムチェックにし、
女の子らしいお部屋にしました。

最後は寝室。
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ご夫婦ともに気に入って下さったエスニック調の生地をシェードにしました。
こちらも中にはカフェカーテンを入れ、子供部屋との統一感を出していますが、
作り方はちょっと変えています。
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厚地に合わせて麻ライクなざっくりしたレースをベースに、
裾にエスニック調のトリムを付けました。

インテリアを決める、と言うとついつい難しい理屈に振り回されてしまうことがあります。
でも最も大事なのは、家を建てると思った時にお客様のイメージに浮かんだ光景です。
アイテムやインテリアのルールより、是非、そんな光景を聞かせて頂けたらと思っています。
私たちもそれを形に出来るように頑張ります。

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RE・OPEN その5

いよいよ最終回です。
(前回もそんな書き出しだったきもしますが…笑)

今回、最も悩んだ中高生の男の子のお部屋です。
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BOYでありMANであり、男の子で男子で時には男性だったりする、
そんな色々な年齢が複雑に絡み合う年代。
部屋にも小さい時の名残と、大人になった主張が混在する時です。
カーテンはと言うと、かなり大人っぽい無地を要望されるケースが多いのですが、
こんな『大人っぽい』もあるよ、という選択肢を提案してみました。
生地はアアルトによるデザインのアルテックのシエナ。
トップを無地にしたハトメカーテンにしました。
貼ってあるCDは、そんな年代をイメージして
ボーイ・バージョンと、マン・バージョンから各2枚をセレクト。
ボーイ・バーションはラフィンノーズとウェルズです。
『何聞いてんの?』って友人に聞かれてちょっと躊躇しちゃいそうな、
そんなバンドを選びました(ファンの方ゴメンナサイ!)
他にもそんなバンドはたくさんあるのですが、この2組のセレクトにはワケがあります。
ラフィンはあのブームの後もずっと、ワゴンに乗って日本全国のライブハウスを周っています。
僕らが聞いたあの時の、あのままに。
聞かなくなった頃、正直ちょっと思ってました。
『こんなストレートな歌詞はもう子供っぽく聞こえるよな』って。
でも、あれからもずっと変わらずに歌い続けるその姿を見た時、
『あ~、カッコイイ!』って思ったのです。
ウェルズは僕の記憶では解散したままでした。
今回の件で思い出しYouTubeを検索したら出てきたのですが、
驚くことに復活していたのです。
ヴォーカルの馬越くんは甘いマスクで人気だったのに、
最初『え、誰?』と思うほど変わっていて、
それは本人も十分分かったうえでやっぱり歌いたいって思ったんだろうな、
なんて思うとそれもまたカッコ良く、
そんなカッコワルイ・カッコイイ2組を選びました。
MANバージョンはフィッシュマンズとサニーデイサービス。
こちらは長くなったので割愛します。
天才に憧れる時期があるということで(笑)。

最後は30代、40代の男性。
ビンテージをテーマに、裏テーマを書斎にしました。
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リビングのカーテン選びは女性が中心になって選ばれることが多いのですが、
最近はご主人の書斎があるケースが多く、そちらはやはりご本人が選ばれます。
木製ブライドやロールスクリーンなどのメカ物を選ばれることが多いのですが、
書斎という場所を想像した時、
それは男性が一人でリラックスしたい時の空間でもあるとも思いました。
リビングという開放的で明るい場所ではなく、狭めで少し暗めの場所です。
好きな物、過去のこと、たまに過ごせる1人の休日、これからのこと、
ただ自分のものを置くだけではなく
そんな思いを巡らせる場所としての書斎をイメージしました。
貼ってある写真は…私の過去のツーリング写真です。
決して今でも乗りたいとか思ってる訳じゃありません。
人物像と展示方法を考えた時、バイク乗ってる人多いよねと言う話になり、
仕方なく過去の写真を引っ張り出すことに…。

ご紹介してきた色々なディスプレイには
全て当店からのメッセージが込められています。
そして、その一つ一つを考えるプロセスを通して、
私たちは自分たちの仕事の意義を考えました。
そしてこれからもそれを考え続けながら、
一人でも多くのお客様のお力になれればと思っています。
皆様のご来店を心より、お待ち申し上げます。

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