形状記憶加工の功罪

今日は台風の影響も心配される中、
多くのお客様がご来店下さいました。
その中にかわいい女の子を抱っこしたお父さんがいて
その子がキャンディキャンディのような、
(例えが古い?)
とってもかわいいクセ毛をしていて、
つい目が留まりました。
実は私も強いクセ毛なのですが、
あんな風にかわいらしさを引き立たせる、
かわいいクセ毛もあるんだなあ、と感じました。

さて、先日のブログで『後日触れます』と書いた
形状記憶加工の功罪について書きたいと思います。
当店では、ポリエステル100%の生地は形状記憶加工を
標準としていますが、全ての柄にお勧めしているわけではありません。

 

 

 

 

 

 

 

 

写真は右が東リのKTA5263、左が川島セルコンのFF5633です。
左のカーテンがきれいなドレープが出ているのに対し、
右のカーテンは裾が完全に広がっています。
では、右のカーテンに形状記憶をかけることをお勧めするかと聞かれると、
私は『お勧めしません』と答えると思います。
(実際にはこの生地は綿が入っており加工は出来ません。例えとして出しています)

この生地は風通織(2重組織)になっており、
適度なシワ感と迫力あるボリューム感が特徴です。
形状記憶加工を施すことで、その良さを消してしまう可能性があるからです。
これと同様に、エスニック調のカーテンやアジアン調なカーテンにも、
形状記憶加工の出す上品なドレープと相容れない生地があります。
ポリエステル100%=形状記憶加工をする、というのではなく
『生地の持つ特徴がより引き立つので加工する』という視点が重要だと感じます。

クセ毛がその子のかわらしさを引き立たせることもあれば、
真っ直ぐなストレートヘアが似合う子もいます。
カーテンにもそれぞれの生地に合うドレープの出方があると、
私は思うのです。

窓際のサイトー について

厚木市のオーダーカーテン専門店+PLAN(プラスプラン)オーナーの斉藤です。単なる生地の組み合わせではない、専門店ならではのプランニングをご提供します。ブログでは、そんな私とスタッフの日々の仕事ぶりを綴っています。
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