アイテムに宿る気持ち(3)

3回に分けてご紹介してきたM様邸も、今日で最終回です。
まずは主寝室から。





柔らかく、優しいイメージの照明にM様の寝室のイメージが表れています。
カーテンにも同じイメージのものが必要でした。
生地を選ぶ時に大事にしたのは素材感です。
昭和の時代の母親が授業参観の時に着ていた洋服のような、
上質で柔らかい素材感。
今のような大量生産の時代の服とは違う、
丁寧に作りこまれたのが伝わってくる感覚。
そんな生地を探しました。
間に入れたトリムも懐かしさを感じさせるものを選んでいます。

白鳥が描かれた壁紙、アンティーク風のアップライトのピアノ。
無地を合わせてしまっては、この空間が台無しになってしまいます。
合わせたのは上品なラインのストライプ。
グレー寄りのダッグエッグ色です。
裾に曲線を付け、白鳥やピアノの優雅さに合わせました。
裾に付けたのはガラス調の装飾。
実はこれ、レールメーカーさんのキータッセルなのですが、
本当はもう少し色々なものが付いているのを外して付けました。
この空間にもう一つあるアイテム、
ブラケット照明のアームにぶら下がっている装飾と合わせたかったのです。

人が物を買う時、そこには色々な背景があります。
色や形、価格もそうでしょう。
でもきっと、例えその条件が合っていても嫌いな物は買わないはずです。
そして、好き・嫌いにはその人の色々なものが詰まっています。
それが何だろうって考えた時、私たちが選ぶ生地の答えも出てきます。
実際はそう簡単には出てこないので、
とてもお客様には見せられない姿で苦悩するわけですが(笑)。

窓際のサイトー について

厚木市のオーダーカーテン専門店+PLAN(プラスプラン)オーナーの斉藤です。単なる生地の組み合わせではない、専門店ならではのプランニングをご提供します。ブログでは、そんな私とスタッフの日々の仕事ぶりを綴っています。
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