チャンピオンベルトと素敵な部屋

巷では何やら『金環日食』が話題だったようで、専用の眼鏡がとても売れたようです。
ハレー彗星の時もそうでしたが、こうした天体ショーが人間の予測通りに訪れるって不思議です。
ただ私もこうした事象・現象を予測することは得意で、
あまり得意気に言うと角が立つので小声でひっそりと言いますが、

『5月・6月は閑散期です』(爆)

繁忙期の頃は仕事から店に戻ると、疲れて一時間位ボーっとしてしまうのが常で、
そんな時はいつもパワーの出る映像をYouTubeで見てから事務作業に入っていました。
その殆んどはスポーツなのですが、
その中でも繰り返し見ていたのが大好きなボクサー、畑山隆則選手のこの試合。

畑山選手はこの試合の前に世界タイトル戦に挑戦して惜しくも引き分け。
十分な手ごたえを得て、本来なら次の挑戦時期を考える時です。
対するコウジ有沢選手は、この階級無敵の日本チャンピオン。
ジム側からすれば『畑山の次、もしくは階級を変えて世界挑戦』
と言うのがシナリオでしょう。
でもこの二人、『今、どっちが日本で一番強いのか』を賭けて戦うんです。
ただ実力は明らかに畑山が上で、コウジ有沢の諦めない気持ちが心を打ちます。
ハードパンチで鳴らした無敵の日本チャンピオンが、
数々のノックダウンを奪った右ストレートを封印して
ひたすらにボディーを打ち続ける姿は何とも言えません。
そんな彼の本気さを正面から受け止めて打ち合う畑山もまた。
そして、試合後に喜びを爆発させる彼の姿は
『人が何かに挑むのは、その結果や象徴を手に入れるためではなく、
その瞬間の感情を手に入れるためだ』
ということを教えてくれます。

本日ご紹介する現場です。

均一カーテンのドレープに川島織物セルコンのレースの組み合わせです。
お客様がどんなお部屋にされるのか、ご購入予定の家具の事も含めて、
じっくり時間を掛けてプランニングしました。
窓の広さを活かして、ヒダのキレイさが強調されるように、
レースにも形態安定加工を付けました。
納品時、お客様から思わず拍手。
私も嬉しくて一緒に拍手。
半年前のことですが、今でも忘れられない現場です。

ともするとブログでご紹介するのは、
ちょっと変わったことをした現場になりがちで、
業界としても『そうあるべきだ』という傾向にあるのですが、
あくまでもそれは選択肢の一つです。
その選択肢も用意したいといつも思いながら仕事をしていますが、
その方が『上』だとは思いません。
お客様が欲しいのは『素敵な部屋という結果』じゃなく、
『その瞬間に得られる感情』だと思うんですよね。

 

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窓際のサイトー について

厚木市のオーダーカーテン専門店+PLAN(プラスプラン)オーナーの斉藤です。単なる生地の組み合わせではない、専門店ならではのプランニングをご提供します。ブログでは、そんな私とスタッフの日々の仕事ぶりを綴っています。
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チャンピオンベルトと素敵な部屋 への2件のフィードバック

  1. 中嶋透 のコメント:

    ガチンコファイトクラブに登場した時の畑山はカッコ良かったなあ~

    • 窓際のサイトー のコメント:

      中嶋さんコメントありがとうございます。
      畑山はカッコいいんですよねえ。
      終了のゴングが鳴るごとに相手をポンとグラブで叩くんですけど、
      あれがまるで言葉が見えるようで好きなんですよ。
      坂本戦のダウンを奪う前のラウンドでもやるんですけど、
      『お前大丈夫か?死んじまうぞ』って意味だったらしいんです。
      坂本もそれを分かっていながら次のラウンドに向かいノックアウト負け。
      タマランです。
      あと試合後も好きで、
      この試合の時は周囲を振り切って有沢選手のところに向かい、
      有沢選手の手を取り高々と上げるんだよね。
      で、インタビューの答えが『今までで最強の相手でした』。
      坂本戦の時は『もう2度とやりたくありませんね』だったかな。
      こんなカッコいい選手は2度と現れないだろうなあ。
      コメントがブログみたいになっちゃったよ(笑)

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