羽根の隙間から見える夢

ビンテージ系のインテリアが人気となり、
今、最も売れている商品と言えば木製ブラインドです。
優しさとシックさを併せ持つ風合いは天然杢ならではで、
ロールスクリーンやアルミのブラインドに比べてお値段は高いですが、
買われたお客様の満足度が非常に高いアイテムです。
そして、それこそが問題でもあるのですが…。
そんな意味深な前振りを残しつつ、早速ご紹介しましょう。

爽やかな海の香りが漂ってくるようなダッグエッグ色のソファと
スクラップウッドのセンターテーブル

ご主人が大好きなサーフィンのアートとざっくりした麻のラグ

天然杢の壁と風に揺らぐアメカジのTシャツ

ビンテージ感のあるペンダントライトとビーチサンダル

まさに木製ブラインドがピッタリの空間です。
色はニチベイのエイジンググレー。壁にも床にも無い色です。
N様とは、今置かれている家具やインテリアをベースに、
どのようなお部屋にされていくかをお話ししました。
海のイメージを強くされるのか、
しっくなビンテージ感を出していかれるのか、
それともカジュアルなアメカジ風にもっていくのか、
今後買われるもの、買いたい物、お好きな雑貨の感じ、好きな空間…
そんなことを色々なインテリア写真を見ながらご相談をして、
『あ~、これが好きかも!』というお部屋に合う色、
それがエイジンググレーだったのです。

木製ブラインドはどんなお部屋も素敵に変えてしまう魅力的な商品です。
だから、売る側も買う側も、木製ブラインドを付けることが目的になってしまいがちです。
色は床と合わせればいい、壁紙が白だから明るい色を合わせればいい、
そうやって雑に扱われてしまうのも、木製ブラインドなのです。
でも、本当は違うはずです。
そこから始まるお客様のお部屋作りがあって、
そんなことを話しながら膨らむ夢があるはずです。
それをご一緒にお話しすることができたのなら、カーテン屋として最高の幸せです。

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アイテムに宿る気持ち(3)

3回に分けてご紹介してきたM様邸も、今日で最終回です。
まずは主寝室から。





柔らかく、優しいイメージの照明にM様の寝室のイメージが表れています。
カーテンにも同じイメージのものが必要でした。
生地を選ぶ時に大事にしたのは素材感です。
昭和の時代の母親が授業参観の時に着ていた洋服のような、
上質で柔らかい素材感。
今のような大量生産の時代の服とは違う、
丁寧に作りこまれたのが伝わってくる感覚。
そんな生地を探しました。
間に入れたトリムも懐かしさを感じさせるものを選んでいます。

白鳥が描かれた壁紙、アンティーク風のアップライトのピアノ。
無地を合わせてしまっては、この空間が台無しになってしまいます。
合わせたのは上品なラインのストライプ。
グレー寄りのダッグエッグ色です。
裾に曲線を付け、白鳥やピアノの優雅さに合わせました。
裾に付けたのはガラス調の装飾。
実はこれ、レールメーカーさんのキータッセルなのですが、
本当はもう少し色々なものが付いているのを外して付けました。
この空間にもう一つあるアイテム、
ブラケット照明のアームにぶら下がっている装飾と合わせたかったのです。

人が物を買う時、そこには色々な背景があります。
色や形、価格もそうでしょう。
でもきっと、例えその条件が合っていても嫌いな物は買わないはずです。
そして、好き・嫌いにはその人の色々なものが詰まっています。
それが何だろうって考えた時、私たちが選ぶ生地の答えも出てきます。
実際はそう簡単には出てこないので、
とてもお客様には見せられない姿で苦悩するわけですが(笑)。

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アイテムに宿る気持ち(2)

前回に続き、今日はM様の子供部屋をご紹介します。
まずは女の子のお部屋。

ビビッドな色の蝶々が舞う壁紙。
『ちょっと大人っぽかったかな』と奥様がおっしゃっていたので、
カーテンではそれを”カワイイへ振る”ことを意識しました。
ただ、この壁紙を選ばれたのはきっと、
悪い意味で子どもっぽくしたくないというお気持ちがあったはず。
そこでご提案したのが、ボンボントリム付きの切替カーテンでした。
蝶々とトリムの色の合わせも勿論ですが、
このトリムが持つ絶妙なカワイさが決め手です。

次は男の子のお部屋。

壁紙や本やスタンドライトを大好きなフクロウでまとめた
とってもカワイイ子供部屋。
でも当初はコストを抑えるために普通に白いブラインドを付ける予定でした。
お子さんも『それでいいよ』って言っていました。
でもM様にはナイショでプランを作ってご提案しました。
男の子って、そういう気持ちを口に出さないとこありますからね。
子どもにとって自分の部屋は、自分と向き合う空間でもあります。
学校や公園やリビングのように誰かといるのではなく、一人でいる空間。
子どもにとってそういう時間て、実はとても少ないんです。
だから、ちょっとリアルから離れて、自分の世界に浸れることはとても重要な気がするんです。
M様もきっと、同じ思いだったはずです。
でももしコスト的な問題があるのなら、そこを何とかするのが私たちの仕事だろうと。
結果的には、とても喜んで頂いて、
M様からも『実は、この部屋が一番落ち着くんです』とおっしゃって頂けました。
さて、3回に分けてのご紹介となったM様邸も次回で最終回。
寝室と階段のご紹介です。

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アイテムに宿る気持ち(1)

オーダーカーテンのプランニングは、
お客様へのヒアリングとご提案というスタイルがメインですが、
販売側と購入者様側という対極に位置する関係ではありません。
最終プランを共にお作りする、お客様とのコラボレーションです。
今日から数回に分けて、そんな想いでM様と共に作り上げたプランをご紹介します。

まずはリビング。

イギリスのブランド、クラーク&クラーク(CLARKE&CLARKE)の
Cranbrookをご採用頂きました。
クラシックスタイルをベースにしながらも、どこか女性的なエレガントさのある空間。
ソファや椅子の重厚感に負けないボリューム感。
M様のお作りになりたい空間を事前にきっちりお聞きしながら、この生地に辿り着きました。
でもそのままでは少し重すぎる印象になるため、
小窓のレースをフラットバルーンシェードにすることで、エレガントさを出しています。

M様が選ばれた一つ一つのアイテムとも調和するように…。

ダイニング。

海外のインテリア雑誌から抜け出てきたようなお部屋になりました。
それぞれのインテリアアイテムがお互いに主張し、それでいて溶け合う空間。
選ばれた一つ一つのインテリアアイテムにある意味や、
それによって作り上げたい空間への想いにカーテンが従順であること。
それがリビングの生地をお話しするにあたって、最も重要なことでした。

私はカーテン屋ですが、カーテンが目立つ空間が良いとは思っていません。
お客様が作り上げたい空間がカーテンによって出来上がること、
お客様が選ばれた他のインテリアアイテムと調和すること。
そのたった一つのアイテムに辿り着くために、お客様との打ち合わせを重ねます。
それは販売員と購入者様という形式ではなく、
私たちとお客様とのコラボレーションという意識でないと出来ないものです。
次回もそんな思いで完成したお子様のお部屋のご紹介です。

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『子ども用』のカーテン

今日は、当店から歩いて10分ほどの場所に新たに作られた「ちいさなおうち」という
幼稚園入園前のお子様を預かる施設のカーテンのご紹介です。
園長の難波先生と初めてお会いしたのは、今から6年前。
はやし幼稚園の一室のカーテンを探しにご来店された時でした。
施設のカーテンと言うのは価格重視になるのが一般的ですが、
先生はお子様にとってどんなカーテンが良いか、という視点をお持ちでした。
「子ども用であっても、子どもだましであってはいけないと思うんです」
その時、先生がおっしゃったこの言葉に、私は大きな影響を受けました。
子ども用だから動物柄、子ども用だからキャラクターもの、子ども用だから…

子ども用って何?

そんなことを何度も自問しながら出来たカーテンがこちらです。

中央の太いブルーを上下のアイボリーで挟んだ切替カーテン、
その間には小さな幾何学柄をトリムのように挟みました。
柔らかく、懐かしさを感じるライン、
強くポップではなく、安らぎを感じる優しい色。
幼稚園入園前の小さなお子様にとって「ここが家であるように」という園長先生の言葉を基に、
組み合わせを考えました。

その奥の空間もカーテンで。
こちらは本体をアイボリーに、裾をブルーにして、
先ほどと組み合わせを逆にしています。
こちらはお昼寝をするお部屋でもありますが、
あえて裏地は遮光ではないものにしています。
夜ではなく、昼に寝るということ。
子どもを少しでも早く寝かせるために遮光にしないこと。
そういうことも、園長先生とお話しした上でのプランです。

それぞれの窓のレースには異なるレースを付けました。
大きい窓には、直線が五線譜を踊る音符のように見えるレースはドイツのADO社のもの。
小さい窓には、裾をブルーの糸でロックしたプレーンなボイルを。
カーテンがなびく姿は風を視覚的に捉えること、
そんな先生の言葉を意識して、あえて軽やかなレースを選んでいます。

縦長の窓は帯に使った柄物から色を”引いて”、ブルーとグリーンのロールスクリーンを。

施設の持つ役割、3つの空間の異なる役割を意識しながら、
子どもたちが元気に楽しく過ごせる空間をご提案しました。
『子ども用であって子どもだましではない』
それはきっと、カーテンに目的を持たせること、
子どもたちへの願いを乗せることだと思います。

*使用した生地で非防炎のものは後防炎加工をしています。

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beyond the ………

私たちカーテン屋が一つの家のプランを考える時、
色やデザインの流れを気にします。
リビングから和室、二階へ上がり主寝室から子供部屋へ。
そうした住む方の動きに合わせて違和感なく色やデザインが流れていくこと。
急な変化がある場合は、どこかのお部屋で調整することもあります。

F様のご新居には、一つ一つのお部屋にテーマがありました。
スタッフがプランを考えた時、やはり『流れ』は意識しました。
でも、それではF様の思い描いた部屋とは離れてしまいます。
この点についてスタッフと私で、かなり話し合いました。
辿り着いた結論は、『F様のイメージを優先しよう』。
と言うより『その世界にガンガン突っ込もう』でした。

階段を上がった壁面には素敵なクロスが貼られていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなクロスと同じ空間にある縦長の窓をシンプルにまとめたりは、しません。

グレイス16にその世界観を繋がせて、
(同じ太さでも他のレールではダメなのです)
柄物と無地のレースを一体縫製で。
あえてグリーンという色を合わせないのことがポイントです。
この世界観に『うまくまとまった感』はマイナス効果なのです。
さすがスタッフ。分かってます。

ガラリとテイストの変わる子供部屋。

6つの小窓は縦方向に3分割して、
それぞれに白の装飾レールを。
それぞれの窓を際立たせるために、レースは個別のかカフェカーテンにしました。
価格を抑えたいお部屋でもありますが、
だからと言ってプランのクオリティまで下げてしまうのはもったいないこと。
こうすることで女の子らしいカワイさも生まれます。

主寝室は一気にシックに。
ビンテージ風のカーテンと、バンブーブラインドの組み合わせです。

F様の家をやらせて頂いたのは、実は半年以上も前になります。
でも、その後何度もスタッフと私の会話の中に出ています。
時には今抱えているお客様のプランに悩んだ時、
時には今までしたことのない方法をご提案する時。
もしかすると、何かを『越えた』のは私たちなのかもしれません。
F様、海外生活を終えられたら、また是非遊びに来てくださいね。

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beyond the “VINTAGE”

最近人気のインテリアと言えばビンテージですが、
そのテイストは様々です。
シック&シンプル、西海岸、アメカジ風、少しアンティークの入った感じ、
北欧系、そしてど真ん中のオールド&ハード。
そしてビンテージスタイルのカーテンを考える時、
お客様ともっともお話しするのが、どのテイストにするかです。
ビンテージというアバウトなイメージでも、生地選びは可能です。
麻のようなベージュ系の無地や、デニムっぽい生地をお勧めして
それとなくまとめることも出来るでしょう。
でもそうしないのは、細かなお話を通してお客様の中に
「リビングをどんな部屋にしたいか」というイメージが具体化されるからです。
それによって照明やラグ、雑貨などのテイストも統一され、
なぜそのイメージが良いのかをお話しする中で、
お客様がリビングに求めるものも明確になってきます。
当店スタッフとF様がお話ししたのも、まさにそこでした。
そこで今回は、カーテン屋のブログとしてちょっと珍しく玄関からリビングへと
写真で一気にご紹介しましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハードなビンテージではなく、でもしっかりと大人っぽくて、
それでいて明るく爽やかさでランダム感のあるビンテージ。
F様が選ばれたアイテムの一つ一つから、お部屋への想いが伝わってきます。

プランが決まるまでの間、
どんなビンテージにされるのかをスタッフがF様とじっくり打ち合わせをし、
お使いになるアイテムをお聞きし、現場にも足を運びました。
それを繰り返すことで、スタッフもF様が頭の中に描くリビングと同じ映像を見ていたはずです。
それは単なるインテリアのディティールではなく、そこでの暮らしの風景です。
それが見えてきて初めて、ご提案する生地やプランが決まります。
F様の現場の場合は、生地選定はもちろん、どこで統一感を出し、
どこを崩してランダム感を出すのかでした。
ビンテージという言葉は、ともすると一括りにされがちですが、
その向こう側には、お客様それぞれのご新居に対する思いがあり、
私たちがすべきことはそれをご一緒に考えることだと思っています。

次回はF様のお2階のご紹介です。

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MY LIFE AS A DOG (2)

前回に続きY様邸のご紹介です。
イタリアンモダンのリビングから、アフリカへ飛びます。
こちらはご主人のお部屋です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

奥様が揃えられた小物と絵画。
そんなイメージから、日没前のアフリカの風景をお部屋に再現できないかと考えました。
空、雲、大平原、民族衣装、動物たち…
様々な色が少しづつ少なくなっていき、。
緊張感がほぐれていく時間。
大人の男性がくつろぐための時間を演出することが狙いです。
アフリカっぽい生地であれば良いというワケではありません。

続いてはアンデスへ。
奥様のお部屋です。
女性のくつろぎは、男性とは違うかもしれません。
女心は私の苦手分野(苦笑)ですが、
大人っぽく、そして女性らしいかわいらしさがあることを念頭にご提案しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ご主人のお部屋も奥様のお部屋も、元々はお子様のお部屋です。
大人になり独り立ちした後に親が抱える寂しさ、
そんな気持ちを上げてくれるような部屋にすることが、
実は今回の裏テーマでした。
絵に合う、雑貨に合う、壁紙に合う、確かに大事かもしれません。
でもY様がカーテンを変えようと思ったのはなぜだろうと考えた時、
それは絶対に避けてはいけないことだと思いました。

そして最後はアジアへ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リビングの下に位置し、
美しい丹沢の山々を望む部屋には、くつろぎの空間を。
少し緊張感を伴うリビングに対しての、
くつろぎのセカンドリビングというイメージです。
庭には長年人生を共にしたワンちゃんが居ます。

そのワンちゃんは、残念ながら私が撮影に伺った時には亡くなっていました。
Y様ご家族に愛されて、きっと幸せな一生だったと思います。
MY LIFE AS A DOGの中には、主人公を取り囲む色々な人が出てきます。
淡々として当時は退屈としか感じなかったあの映画は、
実はその淡々とした日常に存在する人たちの大切さを描いていたのかもしれません。
帰り際に、表札の上から顔出すワンちゃんの写真を見て、
そんなことを思いました。

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MY LIFE AS A DOG (1)

学生の頃、某商社の単身赴任寮で管理人のアルバイトをしていました。
夕方6時から夜の10時まではフロントで帰宅する方の確認と電話の取次ぎ、
その後は就寝前の見回りという簡単な仕事でしたが、
週6日勤務でしたので学校帰りや休日に遊びに行くこともできず、
時間があると有楽町に行って映画を見ていました。
一番印象に残っているのが「マイライフ・アズ・ア。ドッグ」。
「自分の人生は辛いけど、宇宙船に乗せられた犬よりマシさ」と思いながら、
成長する少年の話です。
最初の印象は「退屈」でした。
見た後も特に何らかの気持ちの動きがあったわけでもなく、
何か自分の人生に影響を与えるような予感も全くなく。
でも、なぜかもう一度見たんですよね。
当時はバブル真っ盛り。
スキー、サークル、飲み会、ディスコ…
狂騒的な世の中と奨学金と住み込みアルバイトの自分。
そういうの、あったのかもしれません。

そんなことを思い出したのは、
Y様のお宅にはご家族と長く人生を共にしているワンちゃんがいたから。
玄関には表札から顔を出す写真が飾られていて、
主人公のイングラムが成長できたのは実はあの言葉のお陰ではなくて、
愛してくれる人が周りにいたからだよな、なんてことを思っていました。

そんなY様のお宅では、家にいる時間をより楽しめることをコンセプトに、
各室に世界各地のイメージを持たせた空間をお作りしました。
まずはリビング、イタリアから。

 

 

 

 

 

 

 

白黒のモノトーン、イサムノグチのテーブル、観葉植物、幾何学模様のクッション…
そんなモダンテイストの空間には
バーンアウトプリントのシアーを手前にしたフロントレースです。

 

 

 

 

 

 

滑り出し窓側は遊歩道に面しており、
一般的なレースではシェードにすると中が見えてしまいます。
そのため、モダンでありながら中が見えにくいもの、という生地をお勧めしました。

 

 

 

 

 

 

丹沢山麓を望むバルコニー窓はカーテンで。
こちらは逆に夜以外はレースも閉めないということで、
夜も楽しめるフロントレースがピッタリでした。

観葉植物を挟んだダイニングは、
あえて違うレースにしました。
使用したのはポルトガルのブランド「アルデコ」のレース。
カーペットの柄に合わせてのセレクトです。

 

 

 

 

 

 

シンプルになりがちなモダン系インテリアですが、
シンプル=楽しめない、ということではありません。
ほんの少しの変化がお部屋に大きなアクセントを与えてくれます。

これだけ書いてまだリビングですので、お次は次回に。
世界一周の旅は長いのです(笑)。

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永遠のモチーフ

花柄というのは女性にとって永遠のモチーフなのかなと思うことがあります。
好き嫌いはもちろん人によってそれぞれですが、
逆に言うと、多くの人がどちらかの感情を持っている柄は他には無いからです。
そしてそ年齢やその時の心の状態によって変わっていったり。
そうした一つの基準となり得る存在のような気がします。

今日、ご紹介するのは皆さんが花柄をお好きなA様の現場。
イギリスのクラーク&クラークの生地を各お部屋にお選びになりました。
リビングはブルーの小花柄の上部に無地を一体縫製した上飾り風で。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お母様の洋室はピンクのオールドローズ。
こちらは花柄を上部に持ってきて、小窓は花柄のみのシェードで。


2つの洋室も花柄です。
1つはピンク。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

陽の光を浴びて浮かび上がる花の美しさはコットンならでは。
ポリエステルではこうはなりません。
花柄とコットンの相性の良さは、微妙な色合いを現わせる染色性の良さと、
光によって表情を変える特徴ゆえだと思います。

そしてもう1つの洋室はブルー。
こちらも裾に無地を合わせた切替仕様でのご提案です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

花柄、それもブリティッシュカントリー調のバラ柄がお好きという共通点の中で、
それぞれの好みとお部屋の特徴に合わせて、
色々な柄と手法でご提案をさせて頂きました。
その後A様には残布で暖簾をお作りし、
更に現在バッグを製作中です。
好きな柄が近くにあると暮らしは楽しくなる、
A様を見ているとそんな気がします。

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